疾患について

耳下腺腫瘍

耳下腺は耳の前から下に存在する唾液腺であり、文字通り唾液を産生する臓器です。耳下腺から発生する腫瘍が耳下腺腫瘍であり、良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)があります。比較的体表近くに発生する腫瘍であるため、安易に摘出される場合がありますが、病理組織学的に多彩であり、また耳下腺内部には顔の表情をつかさどる顔面神経が走行するため、専門施設での診断・治療が望まれます。
当科では以前から耳下腺腫瘍に対する臨床的研究を行い、多くの診断・治療実績を有し、全国でも最も手術数の多い施設であり、年間約100症例の耳下腺腫瘍手術を施行しています。


2.耳下腺腫瘍の特徴

  1. 良性:悪性の割合は5~10:1である
  2. 病理組織学的に極めて多彩である
    2005年WHO分類では、良性が10種類、悪性は23種類に分類されている
  3. 耳下腺腫瘍の治療に中心は手術である
    良性、悪性ともに手術が治療の中心である
  4. 耳下腺内に顔面神経が走行する
    手術では顔面神経の処理が最も重要であり、良性では温存が基本である
  5. 良性腫瘍で最も多いのは多形腺腫である
    多形腺腫は良性腫瘍であるが、きっちり切除しないと再発することがある
  6. 悪性腫瘍(がん)は多彩である
    悪性腫瘍は現在23種類に分類されている。低悪性度から高悪性度まである
  7. 術前診断が極めて重要である

3.耳下腺腫瘍の診断

病理組織型によって治療方針(手術方針)が異なるので術前診断が重要である良性腫瘍、低悪性腫瘍では大きさの増大は一般的に穏やかである。

  1. 症状
    痛み、癒着、顔面神経麻痺は「悪性三兆候」と呼ばれ、悪性を疑う所見である。
    悪性の約半数の症例で痛みを伴う(良性では5%)。
  2. 画像診断
    超音波エコーが第一選択であるが、MRI検査も腫瘍の描出に優れている。
    必要に応じて造影CTを行う。シンチグラム(Tc唾液腺シンチ)の適応は限られている。
  3. 穿刺吸引細胞診
    術前病理組織診断に役立つ唯一の方法である。22ゲージ針(採血する針と同じ針)を用い、外来で可能である。超音波エコー下に行うことが多い。良性腫瘍ではその組織型が80%程度の症例で診断が可能である。

以上の症例、諸検査から術前に良性・悪性の診断はほぼ可能である。良性腫瘍の各組織も90%程度で可能である。しかし、悪性腫瘍の組織型診断は難しく、30%程度に留まっている。術前に組織診断ができない場合には、術中迅速診断(術中に約30分で診断)を用いる。


4.耳下腺腫瘍の治療

当科では過去18年間に約900症例以上の手術実績があり、全国でも最も手術数の多い施設です。
良性腫瘍では特に顔面神経の温存が原則的に必須であり、その手術術式に関して多くの論文で発表している(業績参照)。良性腫瘍は「良性」であるためか、経験の少ない施設で安易に施行される場合も少なくないようだが、上記のような理由から、決して容易な手術ではない。
悪性腫瘍(癌)についても、当科ではその臨床研究を行い、一定の診断・治療方針で治療にあたっている。
悪性腫瘍(癌)は比較的まれな疾患であるため、それを専門とする施設はきわめて少なく、当科ではわが国の耳下腺癌研究をリードしていると自負している。
現在では全国各地から耳下腺腫瘍症例の紹介を頂いている。


5.耳下腺良性腫瘍の治療成績

平成11年9月~平成29年1月までに当科で手術を施行した824例の治療成績
うち新鮮症例(再発を除く)は795例

  1. 病理組織型
    多形腺腫・・・510例(62%)
    ワルチン腫瘍・・・192例(23%)
  2. 合併症―術後顔面神経麻痺―
    新鮮症例では21%(浅葉腫瘍では18%)
    795例中1例を除き、全例一時麻痺
    回復期間は2ヶ月で50%、6ヶ月で90%、1年で100%
  3. 腫瘍部位
    浅葉:下極:深葉=56%:24%:20%
  4. 手術時間
    平均 127分
  5. 出血量
    平均 23ml

 

 






6.耳下腺癌の特徴

耳下腺癌は他の頭頸部癌とは異なる以下の特徴がある

  1. 発生頻度が少ない
    喉頭癌や咽頭癌に比べると、発生頻度が少なく、過去の文献からみると大学附属病院でも年間数例程度と考えられる。したがって、一施設のデータのみで、診断・治療法を確立する事は難しい。
  2. 一つの種類ではない
    2005年に発表されたWHO分類では、耳下腺癌は病理組織学的に23種類に分類されている。それぞれの種類で悪性度は著しく異なり、5年生存率でいえば、90%以上のものから50%以上のものまで存在する。
  3. 術前診断が難しい
    耳下腺に腫瘍が存在するか否かの診断は、触診や画像診断で容易である。しかし、病理組織学的な術前診断(すなわち組織学的悪性度診断)が困難である。
  4. 手術治療が主な治療である
    放射線治療や化学療法の効果が乏しいといわれており、手術的切除が治療の第一選択である。
  5. 悪性度の低い癌も存在する
    5年生存率が90%を超えるものも存在する。しかし、その中にも10年、15年生存率をみると悪くなるものがある。したがって、長期にわたる観察が必要であるし、逆に長期予後を考えた治療法が必須である。
  6. 耳下腺内に顔面神経が走行する
    耳下腺内には顔の表情を司る顔面神経が走行する。したがって、手術切除の際顔面神経を温存すべきか切除すべきかが問題となる。

7.耳下腺癌の症状

耳下腺癌の症状として、以下の3つが悪性徴候といわれている

  1. 痛み
    自発痛のこともあれば圧痛のこともある。約50%の症例で痛みを伴う
  2. 周囲組織との癒着
    癌は周囲組織に浸潤する傾向があり、良性と比較して触診時動きが悪い
  3. 顔面神経麻痺
    耳下腺内には顔面神経が走行するので、癌が神経に浸潤すると顔面神経麻痺がおこることがある。約20%の症例で顔面神経麻痺を伴う

8.耳下腺癌の治療方針の決定因子

耳下腺癌の予後を決める因子は、ステージ分類(T因子;癌の大きさ、およびN因子;リンパ節転移)と組織学的悪性度である。ステージ分類は最近の画像診断(CT/MRI、超音波エコーなど)の発達により、術前の正確な診断が容易になったが、術前における組織学的悪性度診断は必ずしも容易ではない。2005年WHO分類では、耳下腺癌は23種類の組織型に分類され、悪性度まで考えると、さらに分類は複雑になる(組織型のなかでさまざまな悪性度を持つものがある)。術前における組織学的悪性度診断の方法は穿刺吸引細胞診が中心であるが、その成績は良好ではない。そこで、治療方針の決定を考えたとき、組織学的悪性度を3種類、すなわち高悪性、中悪性、低悪性に分類するのが妥当ではないかと考えている。5年生存率からみると、概して高悪性は40%以下、低/中悪性が90%である。しかし中悪性は10年、20年生存率が悪くなるという報告が多くある。

― 組織学的悪性度分類 ―

高悪性

粘表皮癌悪性型、腺癌高悪性型(WHO分類では多くの型に分けられる)、腺様嚢胞癌(充実型)、多形腺腫由来癌(浸潤型)、唾液導管癌、扁平上皮癌など

低悪性

粘表皮癌低悪性型

中悪性

上記以外

上記の組織学的悪性度とステージ分類から手術方針を決定する。


9.耳下腺癌の診断・治療上の問題点

①組織学的悪性診断

前述のように治療方針を決定する上で、組織学的悪性度を術前に診断することは、極めて重要であるが、その診断は必ずしも良好ではない。診断法としては、穿刺吸引細胞診、画像診断(CT/MRI、超音波エコー)が中心である。組織学的悪性度診断の要点は次の如くである。

  1. 高悪性の診断は他に比べると良好である。
  2. しかし、中から低悪性の診断は困難なことも多い
  3. 中から低悪性を術前「良性」としてしまうこともありうる

術中に調べる「術中迅速診断」も有用であるが、それでも診断できない症例もまれではない。

②術中迅速診断の問題点

文字通り、手術によってとれた組織を、術中に迅速に(30分程度)顕微鏡で調べる検査である。本法の問題点は、1)正診率が必ずしも良好でないこと(穿刺吸引細胞診より良好であるが) 2)術中に決定されることにより、患者本人にその診断を伝えられないこと。その診断により術式変更になることがありうる 3)神経温存の可否を目的として、術中迅速診断に提出することになるから、まずが神経温存をして腫傷を摘出して、標本を診断に提出することになる。そのため、切除の際腫瘍内に切り込んでしまうことがあり、腫瘍組織を術野内に播種してしまう危険性がある。

③耳下腺癌における放射線治療の位置づけ

耳下腺癌は一般に頭頸部扁平上皮癌(口腔癌、咽頭癌、喉頭癌)に比べると、放射線治療が有効でない。そのことがこれまで耳下腺癌に対して手術中心の治療が行われてきた理由であり、現在も原則としてはかわりない。近年の放射線治療の発達により、耳下腺癌におけて、いくつかのトライアルがなされているが、手術治療を超えるものではない。現在のところ、手術後に行う術後照射が一般的な方法である。それも、術後照射を行うことによって、縮小手術が可能かどうかについて、海外から多くの報告があるものの、コンセンサスが得られていないのが現状である。


10.耳下腺癌の手術

手術は、局所切除(耳下腺の切除)および頸部郭清術(頸部リンパ節転移の切除)である。

①局所切除

前述のごとく、ステージ分類および組織学的悪性度によって決定される。局所切除のポイントは顔面神経の処理である。顔面神経は耳下腺内を走行する。顔面神経は耳前部で耳下腺内に入り、4-5本に枝分かれしている。一般に腫瘍徑が2cm程度であれば、腫瘍の位置に関わらず腫瘍が顔面神経のどこかに接していると考えてよい。
組織学的悪性度という観点だけから、顔面神経の処理を考えると、

1)高悪性

一般的には耳下腺全摘、亜全摘であるので、顔面神経切除が基本である。腫瘍の位置によっては顔面神経の分枝を温存する術式も考えられる。

2)中悪性

癌が顔面神経の接している場合、特に分枝に接している場合は切除が基本である。腫瘍が顔面神経主幹に接している場合が問題である。神経主幹を切除して、局所再発の確率を減らすことを第一と考えるか、主幹を温存して術後放射線治療を行うことも一つの考え型である。後者の問題点は、前述のように放射線治療の有効性が確立していないことである。

3)低悪性

腫瘍が顔面神経に接していても、巻き込んでいない限り温存が基本である。「低悪性」は粘表皮癌低悪性型のみと考えられるが、問題は術前にこの病型であると確定診断ができるかということがある。粘表皮癌には低悪性型から高悪性型まであるが、単純に低悪性、中悪性、高悪性に分類できるわけではなく、1例、1例異なった悪性度であると考えられる。術前(術中迅速診断も含めて)低悪性型と診断されて、術後永久診断で中から高悪性型であったということもありうる。

②頸部リンパ節転移の取り扱い(頸部郭清術の適応)

耳下腺癌は比較的頸部リンパ節に転移しやすいとされている。これも組織学的悪性度と関係している。高悪性型では50%以上の転移率であるのに対して、低悪性型では3%程度とされている。術前にリンパ転移が判明している症例では、頸部郭清術を施行するのが一般的である。問題は術前検査ではリンパ節転移のない症例に対して、予防的に郭清術を施行するか否かであるが、世界的にみてコンセンサスが得られていない。理論的には頸部リンパ節転移率から考えて、高~中悪性型では、予防的に郭清術を施行し、低悪性型では施行しない方針が妥当であると考えられる。しかし、これも低悪性型を術前に正しく低悪性型と診断できるかどうかという問題をはらんである。


11.耳下腺癌症例―病理組織・悪性度別

症例数:164症例(過去28年間)

  • 粘膜表皮癌・・・43
    • 低悪性型・・・17
    • 中悪性型・・・6
    • 高悪性型・・・20
  • 多形腺腫由来癌・・・25
    • 非浸潤型・・・11
    • 浸潤型・・・14
  • 腺様嚢胞癌・・・19
    • 篩状・管状型・・・14
    • 充実型・・・5
  • 腺房細胞癌・・・18
  • 唾液導管癌・・・12
  • 基底細胞癌・・・9
  • 扁平上皮癌・・・9
  • 上皮筋上皮癌・・・8
  • 筋上皮癌・・・6
  • 腺癌NOS・・・6
  • その他の組織型・・・4
  • 不明・・・5


業績集(論文のみ、学会発表を除く)

A.著書

  1. 河田 了:耳下腺深葉内腫瘍の摘出.耳鼻咽喉科・頭頸部外科.イラスト手術手技のコツ.咽喉頭頸部編.村上 泰監修.東京医学社.東京.2005:61-2.
  2. 河田 了:低悪性癌のsafety marginの取り方と顔面神経の取り扱い.耳鼻咽喉科・頭頸部外科.イラスト手術手技のコツ.咽喉頭頸部編.村上 泰監修.東京医学社.東京.2005:66-7.
  3. 河田 了:頸部郭清術-顔面神経下顎縁枝温存のための対応.耳鼻咽喉科・頭頸部外科.イラスト手術手技のコツ.咽喉頭頸部編.村上 泰監修.東京医学社.東京.2005:411-2.
  4. 河田 了:耳下腺腫脹.今日の治療指針 私はこう治療している 2009.医学書院.東京.2009:530.
  5. 河田 了:耳下腺腫瘍の診断のEBMは.EBM耳鼻咽喉科・頭頸部外科の治療.中外医学社.東京.2010:415-7.
  6. 河田 了:唾液腺疾患.耳鼻咽喉科・頭頸部外科研修ノート.診断と治療社.東京.2011:306-9.
  7. 河田 了:唾液腺に対する手術.耳鼻咽喉科・頭頸部外科研修ノート.診断と治療社.東京.2011:382-5.
  8. 河田 了:唾液腺腫脹.今日の治療指針 私はこう治療している2013. 医学書院.東京.2013:1314-5.
  9. 河田 了:繰り返す耳下腺腫脹. 口腔・咽頭疾患、歯牙関連疾患を診る. 中山書店.東京.2013:64-9.
  10. 河田 了:唾液腺疾患―唾液腺症のエビデンスに基づいた治療法は?EBM耳鼻咽喉科・頭頸部外科の治療.中外医学社.東京.2015:391-4.
  11. 河田 了:顎下腺・舌下腺腫瘍、口腔咽頭の臨床 第3版 医学書院.東京.2015:160-1.
  12. 河田 了:唾液腺腫脹.今日の診断指針 第7版. 医学書院.東京.2015:1712-3.

B.総説

  1. 河田 了:唾液腺をめぐって.唾液腺腫瘍.穿刺吸引細胞診.JOHNS.1999;15:1887-9.
  2. 河田 了:術前・術後の管理と看護.耳下腺手術.JOHNS.2001;17:454-9.
  3. 河田 了:電気メスを活用した耳下腺手術.口腔・咽頭科.2001;13:293-6.
  4. 河田 了:顎下部手術における顔面神経下顎縁枝の保護.耳鼻臨床.2002;95:874-5. 
  5. 河田 了:カラー図説, 電気メスを用いた活用した耳下腺手術.耳鼻臨床.2003;96:948-9.
  6. 河田 了:手術範囲と術式,耳下腺悪性腫瘍 JOHNS.2004;20:1448-52.
  7. 河田 了:耳下腺癌の診断と治療, 術前組織診断の重要性と適切な治療方針.耳喉頭頸.2005;77: 965-78.
  8. 河田 了:耳下腺手術.頭頸部外科.2006;16:51-4.
  9. 河田 了:頭頸部領域の腺癌をどう扱うか, 耳下腺の粘表皮癌.JOHNS.2006;22:1057-61.  
  10. 河田 了:頭頸部がん手術-切除の実際, 唾液腺がん/甲状腺がん.臨床腫瘍プラクティス.2006; 2:260-3. 
  11. 河田 了:全身疾患と唾液腺, 口内乾燥と唾液分泌低下.MB ENT.2006;69: 52-5.
  12. 河田 了:耳下腺手術における顔面神経本幹の見つけ方.耳鼻臨床.2007;100:418-9.
  13. 河田 了:顎下部郭清術にための臨床解剖.JOHNS.2008;24: 501-4.
  14. 河田 了:耳下腺腫瘍手術 困ったときの対応,耳下腺腫瘍手術で顔面神経主幹を安全・確実に見つけるには.口咽科.2008;20:225-30.
  15. 河田 了:耳下腺癌の診断と治療、診断および治療上の問題点と最近の動向.耳鼻臨床.2010;103(9):789-803.
  16. 河田 了:唾液腺腫瘍―その取扱いをめぐって.唾液腺手術時の顔面神経の扱いは.JOHNS.2010;26:226-30.
  17. 河田 了:耳下腺腫瘍の診断と治療.日耳鼻.2010;113:126-9.
  18. 河田 了:こんなときどうする?頭頸部外科編.耳下腺腫瘍摘出中,顔面神経を切断してしまった!.耳喉頭頚.2011; 83(7):469-72.
  19. 河田 了:耳下腺手術時の顔面神経の見つけ方は?-主幹からの立場から-.JOHNS.2011; 27(10):1582-6.
  20. 河田 了:唾液腺腫瘍-手術適応と術前検査. JOHNS.2012;28(4):679-82.
  21. 河田 了:腫瘍性疾患診療NAVI-唾液腺腫瘍. 耳喉頭頸.2012; 84(5):254-7.
  22. 河田 了:唾液腺・顔面神経―耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング.耳喉頭頸.2012;84(6):369-72.
  23. 河田 了:研修ノート;頭頸部癌における転移リンパ節の診断基準.耳鼻臨床 2012;105(10)1010-1.
  24. 河田 了:耳下腺良性腫瘍に対する手術術式―安全・確実な手術を目指して―.耳展 2012;55(3)148-54.
  25. 河田 了:耳下腺腫瘍の臨床.日本医事新報.2012; 4617:80-6.
  26. 河田 了:プロに学ぶ手術所見の記載法-唾液腺腫瘍に対する手術.JOHNS. 2013;29(4):763-7.
  27. 河田 了:第113回日本耳鼻咽喉科学会総会臨床セミナー―耳下腺腫瘍の臨床.日耳鼻.2013;116:941-6.
  28. 河田 了:超音波検査と細胞診. JOHNS.2013; 29(9):1450-4.
  29. 河田 了:耳下腺癌からの頸部転移.MB ENT.2014;167:39-44.
  30. 河田 了:耳下腺腫瘍の穿刺吸引細胞診で悪性か良性の鑑別がつかない!JOHNS.2014;30(9):1323-6.
  31. 河田 了.膿瘍-マネジメントとピットフォール 唾液腺膿瘍.耳喉頭頸.2015;87(2):130-3.
  32. 河田 了.口腔咽頭・唾液腺の手術 耳下腺拡大全摘術.耳喉頭頸.2015;87(5):131-5.
  33. 河田 了:耳下腺癌手術における顔面神経の処理. JOHNS.2015;31(6)787-91.
    寺田哲也.耳下腺浅葉部分切除術 顔面神経本幹の同定方法を中心に 耳鼻臨床. 2015;108(9):732-3.
  34. 東野 正明,河田 了.耳下腺手術における術後顔面神経麻痺の予防策.頭頸部外科.2015;25(2):161-6.
  35. 東野正明,寺田哲也,河田 了.顔面神経の同定と保護主幹からの同定法.口咽科.2016;29(2):153-5.
  36. 萩森伸一.手術手技 私が愛用する手術器具 Silverstein顔面神経モニター、耳科手術用微細鋭匙鉗子、剪刀.JOHNS.2016;32(1):127-9.

C.原著

  1. 河田 了,柴田敏章,中野宏,栢野香里,中井茂,福島龍之:腹直筋皮弁で再建した耳前部基底細胞癌症例.日赤雑誌 50:381-384,2000.
  2. 河田 了,柴田敏章,中野宏,栢野香里,中井茂,福島龍之,木村隆保,久育男,村上泰:耳下腺癌に対する術前診断の重要性.耳鼻臨床 93:645-651,2000.
  3. 林 伊吹,河田 了,山本有実子,寺田哲也,竹中 洋,前田 環,辻 求:穿刺吸引細胞診で診断できた腺様嚢胞癌の一例.大阪医大雑誌 59, 100-107,2000.
  4. 池田 進,河田 了,牧本一男,竹中 洋:耳下腺腺房細胞癌の一症例;その診断と治療方針.耳喉頭頸 72: 767-770, 2000.
  5. 山口智子,河田 了,兵 佐和子,東川雅彦,竹中 洋,辻 求:耳下腺粘表皮癌と判明した原発不明癌症例.耳喉頭頸 73,371-374,2001.
  6. 兵佐和子,河田 了,山口智子、寺田哲也,李 昊哲,今中政支,東川雅彦,竹中 洋:耳下腺に発生した乳頭状嚢胞腺癌例,耳鼻臨床94:915-919,2001
  7. 吉村勝弘,今中政支,中村雅宏,河田 了,竹中 洋:腺リンパ腫を合併した両側耳下腺基底細胞腺腫例.耳鼻臨床 95:1147-1151,2002
  8. 河田 了,李 昊哲,竹中 洋,中井 茂,久 育男,村上 泰:耳下腺癌45症例の臨床的検討-術前診断と我々の治療法-.耳鼻臨床.2004;97: 117-25.
  9. 林 歩,河田 了,東野正明,寺田哲也,竹中 洋:第一鰓裂嚢胞およ瘻孔の4例.耳鼻臨床.2005;98: 979-83.
  10. 吉村勝弘,河田 了,辻雄一郎,李 昊哲,寺田哲也,竹中 洋:良性疾患に対する顎下腺摘出術における顔面神経下顎縁枝の処理法.耳鼻臨床.2006;99: 653-6.
  11. 辻 雄一郎,河田 了,吉村勝弘,李 昊哲,寺田哲也,竹中 洋:耳下腺ワルチン腫瘍54症例の臨床的検討.耳喉頭頸.2006;78: 777-81.
  12. Kawata R, Lee R, Araki M, Takenaka H:Safety and usefulness of an electric knife during surgery for parotid benign tumor: postoperative facial paresis and its risk factors.Acta Otolaryngol .2007;127: 966-9.
  13. Kawata R, Terada T, Takenaka H, Kurisu Y, Tsuji M: Primary synovial sarcoma arising in the parotid region diagnosed by fluorescence in situ  hybridization.Auris Nasus Larynx .2008;35: 583-6.
  14. 河田 了: 耳下腺浅葉切除術の手術手技:顔面神経主幹の剖出手技.口咽科.2008;20: 73-8.
  15. 御宮知礼子, 辻求, 石崎幸恵, 棚田諭, 井上玲郁, 栗栖義賢, 橋本和明, 芝山雄老, 河田 了:耳下腺基底細胞腺腫の細胞学的特徴.日本臨床細胞学会雑誌. 2010;49:1-6.
  16. Kawata R, Lee K, Yoshimura K, Nishikawa S, Takenaka H:Indication of elective neck dissection for N0 carcinoma of the parotid gland: A single institution’s 20-year experience. Acta Otolaryngol.2010;130:286-92.
  17. Lee K, Kawata R, Nishikawa S, Yoshimura K, Takenaka H:Diagnostic criteria of ultrasonographic examination for lateral node metastasis of papillary thyroid carcinoma.Acta Otolaryngol.2010;130:161-6 .
  18. Kawata R, Yoshimura K, Ichihara T, Takenaka H, Tsuji M:Kimura’s disease of the epiglottis: Resection by a lateral pharyngotomy approach.Otolaryngol Head Neck.2010;142:148-9.
  19. Kawata R, Yoshimura K, Lee K, Araki M, Takenaka H, Tsuji M:Basal cell adenoma of the parotid gland: A clinico-pathological study of 9 cases. Basal cell adenoma versus pleomorphic adenoma and Warthin tumor. Eur Arch Otolaryngol2010;267:779-83.
  20. 河田 了,李 昊哲,吉村勝弘,西川周治,荒木倫利:手術を施行した耳下腺良性腫瘍300例の検討.日耳鼻.2012;115:618-24.
  21. 櫟原新平,河田 了,長谷川恵子,西川周治,東野正明,李 昊哲,寺田哲也,栗栖義賢,辻 求:診断に難渋した耳下腺木村病例.耳鼻臨床.2012;105(11)1069-72.
  22. Higashino M, Kawata R, Haginomori S, Lee K, Yoshimura K,Nishikawa S:A novel differential diagnostic method for superficial/deep tumor of the parotid gland using ultrasonography. Head Neck.2013;35(8):1153-7.
  23. 鈴木倫雄,河田 了,李 昊哲,西川周治,櫟原新平,荒木倫利,栗栖義賢,辻 求:耳下線基底細胞腺腫11症例の検討.―多形腺腫・ワルチン腺腫との比較―.耳鼻臨床.2013;106(1):17-21.
  24. Wada S, Haginomori S, Mori A, Ichihara T, Kanazawa A, Kawata R, Takubo T, Yorifuji S.:The midline electroneurography method for facial palsy reflects total nerve degeneration.Acta Otolaryngol. 2013 ;133(3):327-33.
  25. 吉田 卓也, 東野 正明, 河田 了, 栗栖 義賢, 辻 求: S状皮膚切開法で摘出した副耳下腺多形腺腫例. 耳鼻臨床.2013;106(9):831-5.
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